2013年度第四回定例研究会「ハードウェア・ソフトウェアの両面における『教養としてのゲーム史」を築く試み」(多根清史)

来る11月1日(金)、下記要領にて立命館大学ゲーム研究センター(RCGS)2013年度第4回定例研究会を開催いたします。
お誘い合わせの上、奮ってご参加下さい。

開催概要

日時 2013年11月1日(金)16:30~18:30
場所 立命館大学(衣笠キャンパス)学而館2階・第2研究会室
参加費 無料(事前申込み不要)
※終了後懇親会(有料)を予定しております。
タイトル ハードウェア・ソフトウェアの両面における「教養としてのゲーム史」を築く試み
発表者 多根清史
概要 『日本を変えた10大ゲーム機』(ソフトバンクパブリッシング)や『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)の著者が、在野の研究者として以前のゲームに関する考察を振り返るとともに、今後のゲームハード・ソフトがどのような道をたどるかにつき、発表とディスカッションを行います。

  1. 家庭用ゲームハードの進化(『日本を変えた10大ゲーム機』)

    輸入ハードやゲームウォッチなど携帯ゲーム機から始まった国内ゲームハードがファミコンの登場によって「家庭用ゲーム市場」を確立した後に、技術革新やメーカー間の競争を経ていかなる変容を遂げたのか。8ビット(80年代前半)・16ビット(80年代後半~90年代前半)・32ビット(90年代半ば)といった時代区分ごとの「進化の力学」を考察する

  2. ゲームソフトウェアの進化(『教養としてのゲーム史』)

    ブロック崩しやコンピュータRPGといった海外ゲームを原点とした国内ゲームソフトが、その後の数十年にどのように内容とジャンルを豊かにしていったのか。アイディアの模倣・応用およびハードとソフトの相互作用について

  3. 2013年におけるゲームハード・ソフトの現在と未来

    主なゲーム市場が国内から海外に移行し、据え置きゲーム機からスマートフォンへとゲームプラットフォームがシフトしていく中で、今後のゲームハードとソフトを待つ未来とはどのようなものなのか。3D化を含めた表現力の向上、ユーザーインターフェースの多様化、クラウド対応するゲームハードやレトロブーム=過去と未来の交錯を軸に考察します

アクセス

立命館大学
〒603-8577 京都府京都市北区等持院北町56-1