2016年度第4回定例研究会「ゲーム・対・相互行為論アプローチ:game における”やりとり” の分析的再編」

 来る10月27日(木)、下記要領にて立命館大学ゲーム研究センター(RCGS)2016年度第4回定例研究会を開催いたします。お誘い合わせの上、奮ってご参加下さい。

開催概要

日時 2016年10月27日(木)16:30~18:00
場所 立命館大学(衣笠キャンパス) アートリサーチセンター多目的室
アクセス:https://www.arc.ritsumei.ac.jp/j/aboutus/access.html
参加費 無料(事前申込み不要)
事前申込み 不要
タイトル ゲーム・対・相互行為論アプローチ:game における”やりとり” の分析的再編
発表者 髙橋 志行(立命館大学 衣笠総合研究機構/ゲーム研究センター 研究員)
概要  本発表では、20世紀後半から断続的に行われてきた社会学的研究のうち、「相互行為論」と呼ばれてきた学術領域から、昨今の「ゲームスタディーズ」においても重要とみられる幾つかの重要論点群、その見取り図を再度、明らかにしてみたい。
ゲーム文化に対する学問的な分析の試みは、社会科学、とりわけ社会学的・人類学的な手法においても多種多様な論点が呈示されてきた。ところが、各種の提案が散発的に行われてきたことを単に示すだけで、それらが「学的な蓄積がある」ものとしてもすんなりと承認されてきたというわけではない。学的現実は、各領域ごとの、隣接していそうな話題をなんとなく並べるだけでは、勝手に結合してくれるわけではない。
しかし一方で、領域横断が“直ちに保証されていない”局面にこそ、学問的に地道な舗装の作業の意義が認められると主張することも可能だろう。当日は、具体的な各論文の要約とその位置づけ直しの討議を通じて、伝統的な相互行為論の中から、新たな学問領域における重要な空隙を埋めるための見返し(review)を行う予定である。

アクセス

立命館大学(衣笠キャンパス)
〒603-8577 京都府京都市北区等持院北町56-1