2014年度第5回定例研究会「新しい想像力の可能性:政治思想からみた日本のテレビゲームの表現力」 (ロート・マーティン)

来る10月28日(火)、下記要領にて立命館大学ゲーム研究センター(RCGS)2014年度第5回定例研究会を開催いたします。お誘い合わせの上、奮ってご参加下さい。

開催概要

日時 2014年10月28日(火)17:00~19:00
場所 立命館大学(衣笠キャンパス)学而館2階・第3研究会室
参加費 無料(事前申込み不要)
事前申込み 不要
タイトル 新しい想像力の可能性:政治思想からみた日本のテレビゲームの表現力
発表者 ロート・マーティン(PhD)
概要  現代社会の中にあって異なった世界を想像するのは容易くはないだろう。本発表では、テレビゲームは新しい想像力の原になりうるかについて考えたい。
私は博士論文においてゲームを政治的観点からとらえ、日本のゲームのいくつかの表現力の具体例を分析しながら、それらにおける想像力の可能性を考察した。今回その博士論文から理論的枠組と手法ならびに二つの具体例を抽出して発表する。
はじめに政治思想的観点、とりわけ批判理論ならびにユートピア論からゲームをとらえ直し、政治思想からみたメディアの課題とゲーム表現の可能性を明らかにする。またその枠組に基づいた研究手法を紹介する。続けて、1.『Shadow of Memories』における「時間」、2.『メタルギアソリッド』における「ルールと行動」の具体例を示し、それぞれにおけるラディカルな表現を考察する。

アクセス

立命館大学
〒603-8577 京都府京都市北区等持院北町56-1