京都で10年ぶりとなる「Digital Interactive Entertainment Conference」が開催。テーマは「未来」、NHKスペシャルNEXT WORLDの上松圭ディレクターやIngressのジョン・ハンケ氏らが登壇。

この度、立命館大学ゲーム研究センターは、京都クロスメディア・クリエイティブセンター、京都府とともに、来る3月29日、京都リサーチパークにおいて、「Digital Interactive Entertainment Conference(DIEC): a decade later and beyond~デジタル・エンターテイメントの未来~」を開催することを発表いたします。
DIECは、2005年、京都の立命館大学で、ゲームの過去と現在を俯瞰する目的で開催され、ノラン・ブッシュネル氏(ATARI創業者)、岩谷徹氏、宮本茂氏、ロビン・ウォーカー氏(Half Life2ゲームデザイナー)、小島秀夫氏など数多くのゲーム業界のレジェンドが一堂に会したことで国内外で話題となりました。
10年ぶりの開催となるこの度は、ゲームの未来を探求する基調講演、「INGRESS」をテーマにしたカンファレンス、オキュラスリフト体験コーナー、ゲーム実況イベント等、従来の“ゲーム”という領域から離れ、独自の発展が見込める様々なゲームコンテンツの潮流や、デジタル・エンターテイメントの未来を実感できるイベントを実施します。

開催概要

名称 Digital Interactive Entertainment Conference(DIEC): a decade later and beyond ~デジタル・エンターテイメントの未来~
日 時 平成27年3月29日(日)10:00~17:30
会 場 京都リサーチパーク(KRP)4号館内
主 催 DIEC実行委員会(立命館大学ゲーム研究センター、京都クロスメディア・クリエイティブセンター、ITコンソーシアム京都、京都府)
協 力 KYOTO CMEX、京都リサーチパーク株式会社、株式会社アスタリズム、株式会社アクティブゲーミングメディア、株式会社アーティフィス、IGDA関西、ブレンド関西クリエイティブネットワーク、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント、日本マイクロソフト株式会社、株式会社マウスコンピューター
協 賛 日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN)

基調講演

テーマ:「デジタル・エンターテインメントの未来」
日 時:平成27年3月29日(日)10:00~11:00
会 場:京都リサーチパーク4号館 ルーム2
・上松圭(NHKスペシャルNEXT WORLD 担当ディレクター)
・新清士(ゲームジャーナリスト)
・細井浩一(KYOTO CMEX実行委員、立命館大学映像学部教授)
概 要:誕生以来、アミューズメント機器から、家庭用据置機、携帯ゲーム機、インターネット、そしてスマートフォンと、次々と活動の場を拡げてきた「ゲーム」。不断なる進化を遂げ続けるこのメディアは、これからの10年、そしてその先は一体どの様に変化していくのだろうか?本講演は、年初話題となった「NHKスペシャルNEXT WORLD私たちの未来」で30年後のエンターテインメントに関わる取材の担当ディレクターである上松圭氏と、これまで一貫してゲーム業界の最前線を追ってきたゲーム・ジャーナリスト、新清士氏がデジタル・エンターテインメントの未来について探求していく。

京都ゲームカンファレンス

◆第一部 インディーゲームが開く未来
日 時:平成27年3月29日(日)13:30~15:30
場 所:京都リサーチパーク4号館 ルーム1
登壇者:
・イントロダクション 上村雅之(立命館大学ゲーム研究センター長)
・パネリスト 石岡良治(表象文化論、「視覚文化「超」講義」著者)、今井晋(美学・ポピュラー音楽研究、ゲームライター)
・司会 井上明人(立命館大学ゲーム研究センター)
概 要:大手ゲームメーカーに所属しない「インディペンデント」なクリエイターによって制作・販売される「インディーゲーム」は、日本でもすでに多くのプレイヤーとファンを魅了している。既存のゲームコンセプトやプラットホームに縛られず、自由な創造力が発揮可能で、プレイヤーとの距離も近いインディーゲームは、そのコンテンツの多彩さや斬新さが評価されているだけでなく、資金調達から開発手法、販売、流通、そしてファンコミュニティの形成まで、これまでにはなかった新たな「カルチャー」を生み出している。そしてその新たなカルチャーは、ゲームの世界だけにとどまらず、われわれのメディア環境や社会経験そのものをも更新しつつある。本セッションでは、現代のゲームカルチャーに詳しいジャーナリストや批評家をパネリストにお招きして、インディーゲームの現在の動向を俯瞰し、インディーゲームがひらく未来を展望する。

◆第二部 INGRESS UNITES KYOTO
日 時:平成27年3月29日(日)15:30~17:30
場 所:京都リサーチパーク4号館 ルーム1
登壇者:
・ジョン・ハンケ(Google Product VP /Niantic)
・川島 優志(Niantic)※
・飯田 和敏(ゲームデザイナー/文化庁メディア芸術祭『Ingress』展示監修/A15 プレイヤー)
・モデレータ 中村 彰憲(立命館大学映像学部教授)
概 要:2012年よりGoogleのグループ企業Niantic LabによりリリースされたIngressは、現在全世界で800万ダウンロード以上、国内で先日開催されたイベント、Darsanaには5000人が参加し、仮想空間での闘争が現実を巻き込んだ一大ムーブメントとして成長しつつある。これまで京都においても、GPS機能を活用したゲームは数多くサービスされていたが、ここまでグローバル規模で展開されたGPS X ARGは例がなく、ゲームとしても新規性の高い事例と言える。そこで本企画においては、INGRESS関係者を京都にお招きし、その実情と今後の展望について伺う。
※は調整中です

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(2015年3月13日追記)
29日13時30分より開催の京都ゲームカンファレンスですが、インディーゲームのカンファレンスとIngressの二部構成になっております。当日は先着順となっておりますが、入れ替え制ではありませんのでご留意ください。第一部開催中に満席となった場合は、途中退席がない限り、第二部のINGRESS UNITES KYOTOには参加できません。
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ゲーム実況イベント

名 称:「京都ゲーム実況フェス」
日 時:平成27年3月29日(日)11:00~17:00
場 所:京都リサーチパーク4号館 バズホール
登壇者:(調整中)
ゲームタイトル:(調整中)
概 要:近年、新しいコンテンツとして楽しまれている「ゲーム動画」。その中でも、「ゲーム実況動画」は投稿数が多く、親しみやすさから幅広い年齢層に人気を博している。「京都ゲーム実況フェス」ではゲーム実況者がステージで主にインディーゲームを中心に5タイトルをプレイする。その模様はニコニコ生放送でも公開予定。また、実況したゲームタイトル等の試遊台コーナーも設置します。

Job Jam Kyoto 2015


ゲーム関連企業合同説明会「Job Jam Kyoto 2015」
京都リサーチパークにて開催!
JobJamKyotoは今年で2回目となるゲーム関連企業だけを集めた就職説明会です。
対象参加者は、学生さん(2015年3月卒業予定者・2016年3月卒業予定者)転職希望者。要事前登録で、参加費無料、履歴書不要、服装自由です。

【日 時】2015年3月29日(日)10時〜12時半
【会 場】京都リサーチパーク 西地区4号館2F ルーム1・ルーム6
【対象参加者】学生(2015年、2016年3月卒業予定者)/転職、就職希望者
【入退場】自由 ※要事前登録 http://kyoto-kcc.jp/jobjam/ より
【定 員】90名
【公式サイト】https://kyotoigs.wordpress.com

オキュラスリフト体験コーナー

日 時:平成27年3月29日(日)11:00~17:00(調整中)
場 所:場所:京都リサーチパーク4号館 2階ロビー
概 要:(調整中)
東京ゲームショウ2014で話題となった『水没都市』の出展が決定!
その他にもエキサイティングなタイトルの出展を企画中です。

KCC国際商談会

テーマ:「京都から世界を目指せ~コンテンツの海外進出セミナー」
日 時:平成27年3月28日(土)13:30~18:00
会 場:KRP4号館 ルーム1
登壇者:
・細井浩一(KYOTO CMEX実行委員、立命館大学映像学部教授)
・川口洋司(日本オンラインゲーム協会事務局長)
・陸川和男((株)キャラクター・データバンク)
・その他調整中
概 要:海外へのコンテンツ企業進出を支援することを目的に、海外エリアのコンテンツ市場。コンテンツビジネスの海外展開の注意点やポイント等、業界に精通した方々が集まり、ノウハウ等を伝授いただく機会としてセミナーを開催いたします。パネルディスカッションの他、交流会(名刺交換会)も実施します。