2018年度 第5回定例研究会「ゲーム資料の書誌記述枠組みに関する検討」

下記の通り、本学の福田一史氏による、今年度の第5回定例研究会を11月9日に開催いたします。みなさまふるってご参加ください。

日時
2018年11月9日(金)16:00~
場所
立命館大学 衣笠キャンパス 学而館 研究会室1
発表者
福田一史(立命館大学大学院 先端総合学術研究科
発表タイトル
ゲーム資料の書誌記述枠組みに関する検討
概要
立命館大学ゲーム研究センターは、11,000件のビデオゲーム、4,000件の冊子などで構成されるゲーム及びゲーム関連資料を所蔵している。発表者は、これらを主たるサンプルとして、書誌記述枠組みに関する研究に取り組んでいる。同枠組みは、IFLA LRMの応用モデルとして開発を進めるものであり、RCGS-OPAC(立命館大学ゲーム研究センター所蔵品オンライン目録)やメディア芸術データベース(ゲーム分野)などといった、オンライン目録のゲーム資料記述枠組みとしての活用を検討している。本発表では、その開発の背景及び目的ならびに、そのクラス図と記述要素リストといった仕様を示す資料と、目録作成状況などについて報告する。さらに実装にあたり、マンガやアニメーションといった他分野の書誌データとの統合化を目的とするコアモデル策定や、これら資料の所蔵館の書誌データの集約といった展望について議論したい。

RCGS-OPAC. http://www.dh-jac.net/db/rcgs/search.php
メディア芸術データベース. https://mediaarts-db.bunka.go.jp/