2018/05/31

リエージュ大学ゲームラボ × 立命館大学ゲーム研究センター ジョイントリサーチジャム開催

 下記要領にて、「リエージュ大学ゲームラボ × 立命館大学ゲーム研究センター ジョイントリサーチジャム」(Liège Game Lab x RCGS Joint Research Jam)を6月8日を開催いたします。お誘い合わせの上、奮ってご参加下さい。
日時:
2018年6月8日(金)
時間:
16:00~19:00
場所:
立命館大学(衣笠キャンパス)学而館2F 研究会室1
主催:
リエージュ大学ゲームラボ、立命館大学ゲーム研究センター 
※このイベントはリエージュ大学による、研究費用の支援を受けています。
プログラム
  1. 両組織の代表によるご挨拶
  2. キーノート
  3. Fanny Barnabé (リエージュ大学/立命館大学)
    Björn-Olav Dozo (リエージュ大学)
    Pierre-Yves Hurel (リエージュ大学)
    Boris Krywicki (リエージュ大学)
  4. ホストスピーカーによるプレゼンテーション
  5. 細井 浩一 映像学部・教授
    稲葉 光行 政策科学部・教授
    中村 彰憲 (事務局長) 映像学部・教授
    THAWONMAS, Ruck 情報理工学部・教授
    上村 雅之 (センター長) 映像学部・客員教授
    渡辺 修司 映像学部・准教授
    吉田 寛 先端総合学術研究科・教授
    Joleen Blom (IT University of Copenhagen/Ritsumeikan University)
    福田 一史 衣笠総合研究機構・客員研究員
    井上 明人 衣笠総合研究機構・客員研究員
    Chloé Paberz (Paris Diderot Paris 7-INALCO-EHESS/Ritsumeikan University)
  6. フリーディスカッション

Liège Game Lab x RCGS Joint Research Jam

Date:
8 June 2018 (Friday)
Time:
16:00-19:00
Venue:
Meeting Room 1, 2nd floor, Gakujikan Hall, Kinugasa Campus,Ritsumeikan University
* This event is organized with and financially supported by the University of Liège.
Protocol:
  1. introduction by the representatives of both institutes
  2. presentations by keynote speakers
  3. Fanny Barnabé (University of Liège/Ritsumeikan University)
    Björn-Olav Dozo (University of Liège)
    Pierre-Yves Hurel (University of Liège)
    Boris Krywicki (University of Liège)
  4. short presentations by host speakers
  5. Koichi Hosoi (Ritsumeikan University/RCGS)
    Mitsuyuki Inaba (Ritsumeikan University/RCGS)
    Akinori Nakamura (Ritsumeikan University/RCGS)
    Thawanmas Ruck (Ritsumeikan University/RCGS)
    Masayuki Uemura (Ritsumeikan University/Director of RCGS)
    Shuji Watanabe (Ritsumeikan University/RCGS)
    Hiroshi Yoshida (Ritsumeikan University/RCGS)
    Joleen Blom (IT University of Copenhagen/Ritsumeikan University)
    Kazufumi Fukuda (Ritsumeikan University/RCGS)
    Akito Inoue (Ritsumeikan University/RCGS)
    Chloé Paberz (Paris Diderot Paris 7-INALCO-EHESS/Ritsumeikan University)
  6. free discussion

2018/05/17

オーラルヒストリー調査成果の公開【第2段】

立命館大学ゲーム研究センターが、一橋大学イノベーション研究センターと共同で実施しているゲーム産業生成におけるイノベーションの分野横断的なオーラル・ヒストリー事業※1の成果の一部が、一橋大学イノベーション研究センターのリサーチライブラリで公開されました。下記リストからダウンロードできます。
今回公開される文書は、ゲーメストの元編集長石井ぜんじ氏、コンパイルの創業者仁井谷正充氏、パックマンの開発に携わった岩谷徹氏へのインタビュー調査成果になります。その他の文書も近く公開を予定しています。
元Beepの編集長川口洋司氏と、元セガの佐藤秀樹氏へのインタビューが追加で公開されました(2018年5月28日更新)。

※1 日本のゲーム産業とそのイノベーションがいかにして生まれたのかを記録・研究するため、産業の草創期に活躍した人物のオーラル・ヒストリーの収集(=聞き取り調査)によって基礎資料を作成することを目的とした事業です。

2018/05/15

Replaying Japan Vol 0発刊のお知らせ


立命館ゲーム研究センターはアルバータ大学と共同で立ち上げたビデオゲームの国際学会Replaying Japanについて、ジャーナルを発刊させていただくこととなりました。
下記リンクから、それぞれの記事のPDFファイルをダウンロードいただけます。

目次 ]
Index ]

Replaying Japan準備号について(上村雅之)

本誌は、日本由来のゲームに関する総合研究機関として立命館大学ゲーム研究センター(英語名Ritsumeikan Center for Game Studies、以下RCGS)が創立されたことを期に、日本を拠点にゲームに関する研究を深耕させ たいという理念をもった国内外の研究者が本センターに集結し、学問分野の枠を超えてそれぞれの知見を共有し てきたことを端緒としている。同時に、RCGSは、発足当初から産学公地と密接な連携の元、オーソドックスな 学術研究のみならず、博物館などにおけるゲーム展示に関する協力、ゲーム保存活動の推進、並びに実験的ゲー ムコンテンツの開発など、その活動は多岐にわたる。更にこれらの活動は、常に世界を意識しておこなわれてお り、実際に多くのプロジェクトは海外研究者との連携のもと実施されてきた。そして、その一つの到達点が、ゲー ムに関する国際カンファレンス、Replaying Japanの開催である。学術発表に加え、作品展示、業界関係者から の発表までおこなうReplaying Japanは上述の活動状況を凝縮する形で社会に示してきた。本誌は、このような RCGS及びReplaying Japanにおける活動から生み出された成果を世界に向けて発信する学術誌を継続的に刊行 するための準備号である。そのため、本誌は日英二か国語で発行される。
その出発点となる本誌は、RCGSにおいて研究プロジェクトを推進する責任者を編集委員として据えつつ、海 外からのEditorial Advisorとして、国際カンファレンスReplaying Japanの共同創立者でもあるアルバータ大学 のGeoffrey Rockwell教授を招いた。査読付き論文をあえて収録せず、デジタルゲーム産業史として学術的価値 が極めて高い講演録三本と、トランスメディアストーリテリングといった北米で台頭しつつある概念を大胆に整 理した講演録一本という構成とした理由は、学際的かつ国際的な研究誌を標榜する本誌のこれからの基盤を構築 し次号の発行に備えるためである。
今後は、Replaying Japanや他のゲームアカデミズムにおいて精力的に活躍する海外研究者を中心にEditorial Advisorを拡充することで、国内外の専門家で構成された編集体制を構築しながら、ゲーム研究に関する研究成 果の投稿論文を掲載していく計画である。論文等は、学術論文、事例研究、研究ノート、寄稿論文、講演録、資 料、書評などに区分し、それらに応じた審査体制を確立させることで、多様な専門分野からゲームを対象とした 研究に関する相互交流を促進し、ゲーム研究の高度化を推進と同時に、そこから得た知見とその社会的意義を広 く社会へと発信することを目指していく。

「立命館大学ゲーム研究センター」

立命館大学ゲーム研究センター(RCGS)は、ゲームの分野における日本で唯一の学術的機関として、2011年 4 月に立命館大学衣笠総合研究機構に設置された。同センターは、伝統的な遊具や玩具から最新のテクノロジー を用いたゲームまで、幅広いゲームと遊びを対象とし、総合大学の強み、日本のゲームの揺籃の地である京都と いう立地を活かして、専門的かつ総合的な研究を進めている。また、この分野での産学官連携をいっそう促進す るために、行政機関・公的機関とゲーム関連企業・関連団体を橋渡しする役割を積極的に果たしていくことも ミッションとしている。現在、立命館大学の 5 学部、25人の研究者で構成されており、 8 つの研究プロジェクト を推進している。

「Replaying Japan」

Replaying Japanは、アルバータ大学哲学及び人文コンピュータ学部(Philosophy and Humanities Computing) のGeoffrey Rockwell教授が、RCGSに客員研究員として訪問し、RCGSの研究メンバーと交流を深めたことを端 緒に始まったカンファレンスである。 Rockwell教授は、RCGSの研究員に対し、世界には日本のゲームに関する 研究を進めている人たちが多くおり、日本のゲームに関する研究についてより多くの情報を求めていることを明 らかにした。一方で、RCGSでは、ゲームに関する研究を蓄積してはいたものの、研究発表を主に日本語で行っ てきた経緯があり、今後のグローバル化を推進するうえでどのような段取りをすすめていくかについて検討して いる最中であった。そこで、RCGS研究員とGeoffrey Rockwell教授を中心としたアルバータ大学の研究者とで協 議を重ね、一つの試みとして2012年にアルバータ大学で開催したのが、Replaying Japanと銘打ったシンポジウ ムであった。
このシンポジウムには、RCGSのセンター長である上村雅之教授をはじめ複数名が参加し、日本のデジタルゲー ム研究に関する現状を講演した。それらの研究発表が反響を生み、改めて日本由来のゲームを研究する場の必要 性が確認されたことを受けて、改めて翌年の2013年、一般公募の研究を含めた本格的なカンファレンス「Replaying Japan」が立命館大学において開催されることになった。それ以降、2014年と2015年には、アルバータ大学の The Prince Takamado Japan Centreならびに The Canadian Institute for Research Computing in the Artsとの 共同主催という形で、アルバータ大学と立命館大学が交互にカンファレンスを開催してきた。その後、2016年に 始めてカナダと日本以外の国、ドイツのライプチヒ大学で開催されることになり、さらに2017年にはアメリカに おける世界最大規模の遊びの博物館であるストロング遊戯博物館での開催となった。今年、2018年も英国のナショ ナル・ビデオゲーム・アーケードにて開催する予定になっており、「Replaying Japan」に参加する協力機関がグ ローバルな広がりを見せている。