2013/01/31

京セラ丸善システムインテグレーション株式会社と共同研究を開始「電子教材用コンテンツプラットフォームの研究開発を開始 ~教育現場へのタブレット端末活用を促進~」

 立命館大学ゲーム研究センターは、京セラ丸善システムインテグレーション株式会社と、共同で電子教材用コンテンツプラットフォームの研究開発を開始いたします。  詳細は下記、プレスリリースをご確認ください。

2013年1月29日

京セラ丸善システムインテグレーション株式会社
立命館大学ゲーム研究センター


電子教材用コンテンツプラットフォームの研究開発を開始
~教育現場へのタブレット端末活用を促進~


 京セラ丸善システムインテグレーション株式会社(本社:東京都港区 代表取締役会長兼社長:北村 寛、以下KMSI)と立命館大学ゲーム研究センター(京都市北区:センター長:上村 雅之映像学部客員教授、以下RCGS)は、小学校から高等学校までの教育現場において、タブレット端末を積極的に導入・活用するために必要な電子教材用コンテンツプラットフォームの実用化、および商品化に向けた研究開発を開始します。

 電子教科書や電子教材を教育現場に導入した際、それらの教育コンテンツを利用する生徒の学習頻度・進捗状態・成績推移など、学習指導に関わる重要な要素を教育者側が取得できる機能が整っていないため、従来の紙の教材と変わらず、導入後の積極的な活用に至らないケースが多い状態となっています。

 KMSIは、さまざまな教育機関向けに図書館システムや授業支援システムなどを提供しています。近年では、新しい教育・学習スタイルの可能性を検証しながら電子書籍、電子教材の普及促進に取り組んできました。またRCGSにおいては、ゲーム的要素あるいは構造を有するインターフェイスやプロセス設計を用いて、より有効性の高い教育コンテンツやその運用を可能にする産学協同研究を進めてきた実績があります。
 今回KMSIとRCGSは、相互の研究と実践の蓄積を活かして、電子教科書や教材をより本格的に活用するために、タブレット端末上で動作する教育コンテンツプラットフォームの研究および協同開発を開始します。この教育コンテンツプラットフォームは、各種の教育コンテンツアプリケーションとタブレット端末の間に介在し、これらのコンテンツの利用頻度や学習進捗状況、コンテンツ内のテストなどの成績管理を行うとともに、各生徒の学習指導に活かすことが可能です。

 この教育コンテンツプラットフォームを導入する学校では、将来的には個々の生徒の電子教科書や電子教材での学習進捗状況などの一元管理が可能となります。さまざまな内容と形式を持つアナログ教材やデジタル教材を、教育の目的、生徒の学習段階、教師の必要性などに合わせて自由に組み合わせつつ、適切にデザインされたゲーム性のあるプラットフォームを通じてマネジメントしていくことが可能になれば、タブレット端末と教科書の電子化というハードルを超えて、より本質的な意味における教育のデジタル化を進めることができると考えています。今後この研究成果は、教科書出版社や教育教材出版社を含めて広く社会的に公開する予定です。

 KMSIとRCGSは、この協同研究を通じて、より教育現場に合った仕様と生徒の利用継続の動機付けなどを活性化するユーザインターフェイス、およびユーザエクスペリエンスの研究開発を進めることにより、本格的なデジタル教育時代において教育現場の新しいインフラとなるべき教育コンテンツプラットフォームを創造していきます。

スケジュール

 2013年の前半は、検証用の試験的なシステムを制作の上、実験用のアップル社製iPadを既に導入している立命館学園の附属中学校・高校学校に提供し実証実験を行う予定です。2013年の後半からは、その結果を踏まえたシステムの改良と各種ガイドラインの策定をより広範な協力会社、機関とともに進めていきます。


2013/01/12

『International Conference on Japan Game Studies 2013』開催のお知らせ(CFP: 3/15に締切を変更しました)

 立命館大学ゲーム研究センターは2013年5月24-26日に『International Conference on Japan Game Studies 2013』(共催:Prince Takamado Japan Centre, University of Alberta, Canadian Institute for Research Computing in the Arts, University of Alberta, GRAND Network of Centres of Excellence)を開催いたします。
 開催にあたり研究発表を募集いたします。詳しくは下記の原稿募集(Call for paper:PDFファイル)をご確認ください。締切は、2013年2月15日です。
→締め切りを、2013年3月15日(金)まで延長いたします。
 皆様のご参加を心よりお待ちしております。

2013/01/08

『ゲーム保存国際カンファレンス:ビデオゲーム ~保存?忘却?世界はどう考えているか~』(1/18)開催のお知らせ


 立命館大学ゲーム研究センターは、2013年1月18日(金)、ITコンソーシアム京都と共同主催にて、RCGSカンファレンス「International Video game Preservation Conference 2012 -ビデオゲーム~保存?忘却?世界はどう考えているか-」(1/18)を開催いたします。

趣旨

 本シンポジウムは、産学官の協調関係を前提に、ビデオゲームやその文化の保存についてこれまで積極的に取り組んできた米英のキーマンをお招きし、国内において文化庁の「平成24年度メディア芸術デジタルアーカイブ事業」に採択された、RCGSにおけるゲームアーカイブの取り組みをあわせて紹介しながら、「ビデオゲームやそれらを取り巻く文化」の保存に関し、改めてその社会文化的意義について国際的な視野を織り込みつつ考えるとともに、それらが地域活性化にもたらす可能性について言及します。
 米国からは、世界におけるゲーム保存研究の第一人者として知られ、同氏が在籍するスタンフォード大学では、科学技術コレクション並びにフィルム&メディアコレクションのキュレーターを務めるヘンリー・ローウッド博士を、英国からは、英国国立ビデオゲームアーカイブを同国国立メディア博物館内に創設するうえで主要な役割を果たし、現在、英国ウェブアーカイブのゲーム・カルチャー・スペシャル・コレクション理事も務めるバーススパ大学のジェームス・ニューマン教授をお迎えします。これらのゲストに、立命館大学ゲーム研究センター所長で、ファミリーコンピューターの生みの親でもある上村雅之教授と、98年からビデオゲームのアーカイブ構築を目指して立ち上げた産学官連携プロジェクト、ゲームアーカイブプロジェクトを推進し、RCGSのアーカイブ活動が文化庁の「平成24年度メディア芸術デジタルアーカイブ事業」に採択されるうえで主要な役割を果たしてきた立命館大学映像学部の細井浩一教授が加わる事で世界におけるビデオゲーム保存活動の現状を俯瞰することになります。
 また、当日は、日本の伝統文化のひとつと言える茶道にゲーム的なインタラクティブ性を融合させて注目された、テラダナオによる「茶道プラス」のインスターレーションもお楽しみいただけます。

概要

日 時 2013年1月18日(金)14:00~17:00(受付開始 13:30)
会 場 小倉百人一首殿堂「時雨殿」(京都・嵐山)
2階 大広間
参加費 無料(先着100名まで)
参加方法 下記、参加登録方法を参照のこと

プログラム

あいさつ 14:00〜14:05
細井浩一 教授(立命館大学、ITコンソーシアム京都クロスメディア部会長)
プレゼンテーション 14:05〜14:35
米国:Henry Lowood 博士(Stanford University)
14:35〜15:05
英国:James Newman 教授(Bath Spa University)
15:05〜15:35
日本:細井浩一 教授(立命館大学)
休憩 15:35〜15:55
インスタレーション「茶道ぷらす」(テラダナオ)
シンポジウム 15:55〜16:45
モデレータ:中村彰憲 教授(立命館大学ゲーム研究センター)
+プレゼンター
まとめと展望 16:45〜17:00
上村雅之 教授(立命館大学ゲーム研究センター長)